Good Day to Die

JDでIvy LeagueのLaw Schoolを目指す、純ジャパICU生の日常の記録

conflict studies>peace studies

  1. Conflictへの興味関心>平和研究

平和のためのConflict Resolusionというよりは、Conflictそのものに興味があります。(両親の離婚調停の中で仲裁役のようなものを長くなっていたという経緯からというのはあるかもしれません)平和を作るのは、小さな一歩しかできないから、だったらいっそちょっと平和の視点は少し外して見ようと思いました。

ぶつかった時の背後にあるものだったり、またそれを踏まえた上でどう解決するかだったりというのを考えるのは難しくも本当にワクワクします。やはりビジネスにしろ国際社会にしろ利害重視になりがちですが、利害重視にしろそれ以外の(例えば人道的視点など)ものが重視されるにしても、お互いが納得する形で解決しなければまたConflictになるので、いかにその”点”を探すかが本当に大切だと思います。(寮の運営もたのしいです。笑)

国連・政府・NPOなどの、紛争や貧困といった大きなところはもちろん、ビジネスの中でのconflict(利益のぶつかりであったり、M&Aや海外進出による、環境や地元住民とのconflictなど様々)からもっと小さなところで言えば日常的な人間関係(特に結婚と離婚の問題)まで、関心があり、前者二つを仕事にして、最後は自分自身の生き方としてアプローチができるのかなと思っております。就職するのであればコンサルティングなどはどうかなと思っていますが、それはビジネスのコンフリクトという点からです。大きなconflictはアカデミクスと実務の行き来をしながら関われたらいいな、と思っています。

そういったことを考える中で、介入や開発、配分などJusticeの問題や、平等とは何かの議論などは欠かせない視点です。”生きた”法は、その”点”の最たるものであり、常にexperimentによっての法や保護を考えて行く必要があります。

経済は、いかにゼロサムでないものにできるか、という点で学んで生きたいと思っています。数学はあまりやってこなかったのでメジャーにはできないことと、数式の計算よりは経済哲学をやりたいなという感じです。そういったことから、法哲学・政治哲学・経済哲学などを学びながらケースとして、開発や紛争などを中東やアメリカやラテンアメリカなどから見ていきたいなあという感じです。

どうキャリアや学びを組み立てたらいいか悩んでいますが、それは目の前のことを頑張って入れば自然に付いてくるものだと思って、あまりそればかりにしがみつかないようにしています。

政治哲学と一般的に括られているものとしては、「正義ってなに?」「正しさってなに?」というGlobal Justiceの問題は、興味をもってきた一つのテーマです。この冬学期は、「What could be "harm" in the 21st century and What’s the limits of the power which can be legitimately exercised by society over the individual?」というテーマのエッセイを、Freedom of Speechの事例をケースとして、J.S.MillのOn Libertyを引用しながらから書きました。そこでも書きましたが、常に持っておかなければいけないのは、価値の多元性を認めることと、かつそれが何を産みうるかという視点だと思います。